国土交通省は、将来の住宅、建築物の「木材利用・脱炭素」に向け、本腰を入れて、省エネ対策と建築基準制度の見直しを進めていくと発表しています。

そのうちの「省エネ対策」として、「2025年以降に新築する全建築物に省エネ基準の適合を義務付ける」としています。

とっとり健康省エネ住宅「NE-ST」

鳥取県では、快適な住まいで環境にやさしく健康的な住まいづくりを支援するため、既存住宅の断熱性能を向上させる省エネ改修の助成制度を7月からスタートしています。
鳥取県では、2020年から独自の高断熱・高気密住宅の基準を満たす新築住宅「NE-ST」の認定を始めており、現在では、240件に上り、2030年までには標準仕様になることを目指しています。

一方で、県内には既存住宅の9割以上が国の省エネ基準を下回っている現状から、新たに住宅改修の性能基準を創設
登録事業者が設計・施工した改修住宅に、「健康省エネ住宅改修等支援事業」最大150万円を支給します。

住宅改修の助成基準として

・前面改修「Re NE-ST」 最大150万円
 家全体を断熱材で包み込む改修(全部屋対象)

・ゾーン改修 最大100万円
 生活空間を限定した改修(リビングなどの家族が集まる部屋など)

・部分改修 最大50万円
 窓などを部分的に改修(コストをかけずに少しでも省エネ)

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省エネ改修は、冷暖房費の削減だけでなく、住む方の健康にも効果があることがわかってきました。
家の断熱性能が低いと窓に水滴がつく(結露)が発生します。
省エネ改修により、ペアガラスの採用などで、結露を防止することで、カビやダニなどの発生を抑えることができ、健康改善につながると言われています。
(ちなみに、私個人の自宅でも後付けのペアガラスを付けましたが、結露がなくなり、窓からの外気温が感じられなくなりました)
結露は家の柱などを腐らせたり、湿気によるシロアリ被害などの原因にもなります。
だけではく、寿命を長くするために、省エネ改修をオススメします。

 

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